- 鈴木 養平 - Youhei Suzuki[薬日本堂漢方スクール講師・薬剤師]
1969年宮城県生まれ。東北医科薬科大学卒業後、薬日本堂入社。臨床を経験し、店舗運営、教育、調剤、広報販促に携わる。札幌に勤務中、TVの漢方コーナーにてレギュラー出演。漢方薬による体質改善の指導・研究にあたる一方で、“漢方をより身近に”とセミナー講師・雑誌・本の監修(『おうちでできる漢方ごはん』『かんたん・おいしい薬膳レシピ』)で活躍中
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目のトラブルは春に多い!?
プチ不調は自分でカイゼン Vol.72
目が酷使されている環境です
私たちは冷暖房、紫外線、アスファルトの照り返し、花粉や黄砂など、目に負担が多くかかる環境で生活をしています。また、携帯電話の普及、テレビやゲーム、パソコンなど刺激の強い画面を凝視していることの多い生活で目が酷使されています。
結果、視力低下やかすみ目、目の充血、疲れ目、ドライアイなどでお悩みの方は若い方にも多く、目の老化が早まっている?とも考えられますね。

漢方で目にあらわれる症状は、「肝」のトラブルと考えます。
肝は、「血」を貯蔵する働きをしており、血が不足すると目の栄養不足から疲れ目や充血、視力低下が起こります。肝はまた、涙の分泌にかかわる自律神経のバランスを整える働きをしているため、肝のトラブルにより涙がうまく分泌されずドライアイを招いてしまいます。
また肝は、春に影響を受けやすいのでこの時期、目のショボショボやピクピク、眼精疲労や花粉症によるかゆみ、充血でお困りの方も多いのでは?
目をいたわる簡単養生法
目に栄養を与える血を消耗させてしまう要因としてあげられるのが、目の使い過ぎと睡眠不足。
目を休める、しっかり寝るなど、血を消耗しない生活をするのが大前提になります。
●クコの実と菊花
クコの実で肝の血を補い、菊花で肝の昂ぶりを取ります。
杞菊(こぎく)と言い、肝を整え目のケアにおススメの組み合わせです。
≪杞菊茶≫
クコの実5g、菊花1~2gにお湯500mlを注いでお茶代わりに飲む。
ペパーミントを加えると苦みが抑えられ飲みやすくなりますよ。
≪杞菊酒≫
クコの実15gと菊花5gに氷砂糖10gを入れホワイトリカ―300mlに約1カ月漬け込む。
※レモンのスライスを一緒に漬け込むのもおススメです。
※氷砂糖は初めに入れず飲むときにハチミツなどで調整しても可
お湯割りやソーダ割などお好きなもので割ってお飲みください。料理酒として活用してもいいですね。
●メグスリノキ
樹皮や小枝を煎じた液で目を洗うと眼病に効くことからこの名前が付きました。
江戸時代以前から京都や播磨では眼病の特効薬としてよく知られており、目のかすみが解消されて、千里の先までよく見えるようになる、ということから「千里眼の木」とも呼ばれています。
お茶や飴で使われています。
●手のひら疲れ目対策
手のひらを合わせ上下に何度もこすり合わせます。
手のひらがどんどん温かくなると思います。その、温かくなった手のひらを、両目にあててみましょう。手のひらから「気」が流れ、目のつかれに良いですよ。
ハブ茶で目のトラブル対策
ハブ茶はエビスグサの種子で、医薬品名は決明子(けつめいし)といいます。

市販されている焙じハブ茶は、食品扱いのお茶になります。焙じているので香ばしくとても飲みやすいお茶です。
働きは、
・清肝明目(せいかんめいもく)
・潤腸通便(じゅんちょうつうべん)
五臓の肝の高ぶりを抑えるので、イライラや目の充血の良く、腸を潤して便を出やすくしてくれる働きがあります。
ハブ茶の主成分はアントラキノン誘導体とビタミンAです。
アントラキノン誘導体は、目の疲れの改善や便秘の解消、更年期や高血圧改善に働きかける効果があり、ビタミンAは、目の健康、皮膚や粘膜を正常に保つためには欠かせない栄養成分です。
ノンカフェインなので副作用の心配もありません。
ティーポット(300~500ml)に大さじ1/2(5g)のハブ茶を入れます。
お湯を入れて5分蒸らせば出来上がりです。
濃さはお好みで、お湯を足して2杯目も楽しんでください。
クコの実、菊花、ミカンの皮(陳皮)などをトッピングするのもおススメですよ!
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